次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして 
If you don't find an answer, please click here to post your question.

ABR (アダプティブ ビット レート)の動作について

0 件の賞賛
開始日時 ‎01-26-2015 投稿者
更新日時 ‎01-26-2015 投稿者

ABR (アダプティブ ビット レート)の動作について

開始者 ‎01-26-2015 10:29 PM (697 閲覧回数)

事象

 ABR は Adaptive Bite Rate です。この技術により、Ooyala プレーヤーは、一定期間に測定された視聴者への配信状況に応じた、ビットレートの調整・変更を行います。ストリームの品質が下げる・上げる事により、バン ドワイズの下降・上昇につながります。

 この処理は即時に発生するわけではありません。以下の要因により処理されることになります。

1. プレーヤーはバンドワイズの変化を検知します

2. 変化が継続的なものなのか、一時的なものなのかを判断します

3. Akamai Flash Media Server に、新たなビットレートのストリームへ変更するリクエストを送ります

4.  新しいビットレートストリームが配信されるのを待ちます

5. プレーヤーは、新しいビットレートストリームの再生を開始します

 

診断

 ABR では、プレーヤーがより上位のビットレートや品質のストリームを処理できる十分なバンドワイズがあると判断した時のみ、切り替えが発生します。

  ビデオの総ビットレートは、映像および音声ストリームのビットレートの合計値です。全てのビデオが128kbpsの音声ストリームを持つと仮定すると、1000kbpsの映像ストリームの場合、総ビットレートは1128kbpsとなります。  Ooyalaプレーヤーでは、次の上位のストリームの総ビットレートの1.2倍以上、直近のバンドワイズが計測されないと、切り替えを実施しません。

 つまり、1500kbpsのストリーム(総ビットレート 1628kbps)へのアップグレードには、少なくとも1953kbpsのバンドワイズが必要となります。2000kbps(総ビットレート 2128kbps)には、2553kbps以上必要となります。

 

以下の情報はRTMPに適用されます

 バ ンドワイズのアップグレードは、プレーヤーの埋め込みの幅にも依存します。例えば、プレーヤーが幅255pxで埋め込まれた場合、最大ビットレートは 500kbpsとなります。これは、サイズが小さなビデオでは、HDや上位のビットレートがサポートされないためです。埋め込み幅が800などの大きなプ レーヤーでは、ビットレートの制限はありません。以下、埋め込み幅と配信ビットレートの最大値の表です。

埋め込み幅

最大配信ビットレート

800以上

無制限

600 - 799

2500

400 - 599

1600

280 - 399

800

0 - 279

500

 

 より上位のビットレートを使用するため、プレーヤーは一定間隔でバンドワイズを確認し続けます。全て成功した場合、上位のストリームをサポートできると判断し、アップグレードします。失敗した場合、バンドワイズの確認作業は継続されます。

 また、ビットレートのアップグレードは、バッファー量やその安定性・増加率などにも依存します。

 ビットレートのダウングレードは、スムーズかつ継続的な再生のために実施されます。よって、バッファー量が落ちたとプレーヤーが判断した際、より下位のビットレートへのダウングレード処理が実施されます。
 

解決策

ABRの動作をテスト

 正しくABRの動作をテストする事は、入念なエラー処理などにつながります。

 第1の要件は、テストしたい最大ビットレートの3倍以上のバンドワイズを用意する事です。

 第2に、システム上でバンドワイズを消費するアプリケーションをブラウザのみにする事です。他のアプリケーション(IM、メーラーやテストに関係のないWebページ、iTunesなど)は全て停止します。

 第3に、バンドワイズを変更するツールなどの使用です。ipfw やローカルプロキシーが利用されます。

 

他の考慮点

 RTMP ストリームの配信では、Akamai およびその Flash Media Serverインスタンスに依存します。例えば、テストの際にユーザー側がオリジンサーバーに対して十分なバンドワイズを持っていたとしても、Flash Media Serverインスタンスに対するバンドワイズが十分では無かった、というケースも考えられます。

 

再生時の他の問題

 視聴者や自社テストでの報告において、再生時に他の問題が報告される可能性もあります。例えば、オーディオとビデオがシンクしてない、ビデオ品質が悪すぎるなど、これらはABRとは無関係です。多くの場合、この類の問題はプロセッシング時の問題です。

 

 何かご質問がある場合、弊社サポートポータルへチケットを作成して下さい。なお、テスト実施時におけるネットワークのログや、画面ショットなど、各種情報が必要になる場合もございます。